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  3. 屋根まわりを長持ちさせるコツ

屋根は特に厳しい気象条件にさらされていますので劣化も早いですので、家の中で最も気をつけてメンテナンスをしていかなければいけない場所です。

カラーベストのポイント

カラーベストの場合ですと、何も手入れをしないと15年程で寿命が来てしまいます。あまり痛んでしまいますと、塗装も出来なくなってしまいますし、雨漏りの大きな原因となってしまいます。

カラーベストの塗膜剥がれ・藻
カラーベストの塗膜剥がれ・藻

写真は新築以来17年間メンテナンスせずに使ってしまったカラーベストです。塗膜の剥がれも出てきて、藻も生えてしまっています。

傷んだカラーベストを高圧洗浄した後
傷んだカラーベストを高圧洗浄した後

上の写真の状態で高圧洗浄をすると更に塗膜が剥がれてこんな状態になってしまいます。こうなると、しっかりプライマーを下地に塗ってから塗装しても、塗膜がしっかり残っている状態で塗装するより持ちが悪くなってしまいます。

新築後の最初の塗装は7年から10年の間で施工する方が家を長持ちさせることが出来ます。その後も状態によって外壁よりも間隔を短くメンテナンスを行うことをおすすめします。

瓦屋根のポイント

瓦の浮き・剥がれ

瓦葺きの屋根は外見から判断できるのは瓦のずれです。見てすぐに分かるほどずれているようなら、一度点検をした方がいいです。

※弊社では瓦屋根への葺き替えリフォームは推奨しておりません。瓦は非常に重量がある為に建物への負担も大きいので、瓦からの屋根の葺き替えは軽量で耐用年数の長い金属屋根(ステンレス、ガルバリウム等)をお奨めしております。

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トタン屋根(板金)のポイント

金属屋根の場合は錆や塗装のはがれがあると寿命を極端に短くしてしまうので、塗装面を傷めてはがれてしまう前に塗装しておくことをおすすめします。

トタン屋根の塗装剥がれ

また既存の屋根を剥がさずに各種金属屋根も上葺きする「カバー工法」も出来ます。既存の屋根を剥がさずに下地材として使用することで余計な廃棄物も出ず、断熱性や遮音性も犠牲にすること無くリフォームできますのでおすすめです!

破風のポイント

破風は「風」を「破る」と書く位、風当たりも強く厳しい条件に晒されています。ですのでメンテナンスもこまめにしっかりとしていかないといけません。

破風板の塗装剥がれ

破風が木で塗装仕上げですとカラーベストや金属屋根と同じくらいの期間で塗っておかないと、すぐに塗装がはがれてしまいます。写真のような状態ですと、下地をしっかり削って塗装しても長く持たせることは難しくなってきます。

弊社では破風が木で塗装仕上げの場合は板金で巻き込むことをおすすめしております。

軒天のポイント

軒天は屋根や破風から水が差すと雨シミができたり、腐りやはがれなどが出てきてしまいます。こちらも板金工事で仕上げることをおすすめしております。

軒天板の剥がれ

屋根まわりのチェックは信頼できる業者に依頼しましょう

屋根まわりは普段状態を確認しにくい場所です。無理してご自身で確認しに高い屋根に上がるのは危険です。

また、飛び込み営業で回っていて、「屋根の無料点検」と称して屋根に上がって屋根材を割られたり、確認しにくい事をいいことに「今すぐ直さないと家がダメになる」などと言って高額な屋根リフォーム工事をふっかけてくる悪質な業者もいるので、屋根の点検は必ず信頼のできる業者へ依頼して下さい。

家を長持ちさせるコツ一覧

外壁まわりを長持ちさせるコツ

基礎・床下まわりを長持ちさせるコツ

屋根まわりを長持ちさせるコツ

室内(水まわり)を長持ちさせるコツ

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(有)小嶋ライフ

2003年よりHTML&CSSで(有)小嶋ライフWebサイトの製作を始める。 2011年にWordpressでWebサイト製作&管理を開始。またこの年に「Twitter」も運用開始。 現在各SNSでも情報発信中です!